無謀、夢描いて不毛

夢想してにしようかと思ったけど
夢描いてのが語感がいいので
安心と絶望を繰り返して息をしている
私の手首は傷だらけです

最近ね両親にぶちギレる夢と家族を全員殺す夢を繰り返してみてるんだよね
ぶちギレる夢のときは俺ってキレたら巻き舌なんだなとか思う
今日は浅く寝たから両方みた
でも本当に怒ったこととか無くて
人を殴ったこともないから
なんていうかぺちぺちぺちって擬音が聞こえそうな殴りかたで
つまり拳をフルスイングできてないんだよね
すっげぇ巻き舌なのに、ウケる
今日はなにしたのか覚えてないけどお母さんに舌打ちされて
誰かが舌打ちすることないでしょって擁護してくれるの
そうされたらなんか今までの怒りが抑えられなくなっちゃって
いつも舌打ちしてるもんなぁ！？舌打ちでしか返事できないんだよなぁ！？
日本語話せるんか？あぁ？？？つったら殴られたから殴り返すって夢だったよ
殺す夢も書こうか
殺す夢はねこれまた舌打ちされるんだけど
今度はお父さんなのお父さんに舌打ちされて
お母さんが笑ってておじいちゃんがテレビの音量を上げる
テレビの音量がうるさいくらいになったときにもうダメだなって思って
なんとかその場はやり過ごして
両親が洗い物してるときにね
鏡月の瓶を頭にめがけてフルスイングするんだよね
拳はフルスイングしたことないから夢でもできないけど
鏡月の瓶はフルスイングしたことあるから
あ、タンスにだよ人にとかじゃないよ
したことあるから夢でもできるんだよね
そのあとお母さんの車で覚束無い運転をしながら
猫砂買い漁るの
いろんなホームセンターに行って
居間に積み上げた家族を猫砂で埋めて居間に寄り付かないようにしながら
普通に生活するの
怖かったなぁ
キッチンに行くとほんのり嫌な臭いがするんだけど
それを無視しながらグラタンをレンジで温めて部屋に戻るの
その辺で目が覚めた
実際は両親働いてるから殺したらすぐ失踪しなくちゃいけないんだけどね
そんな夢を見たんだ
今日は両方一気にみたから気付いたんだよね
怒るだけのときって
誰かわからない誰かが擁護してくれるんだ
言い過ぎでしょとか
言い方があるでしょって
そういうことを言ってくれる人がいるときは俺は夢の中で怒鳴ったり反論したりせいぜい殴ったりする程度
夢から覚めたときにふと気づいちゃって
じゃあ俺はもしかしたら殺すかもしれないけど
怒ることは絶対無いなって思った
だって擁護してくれる人は誰も現実にいないもんね
安心した
怒るくらいなら殺したいもんね
わかんないと思うけどさ
怒ったら終わりだけど終わらないじゃん
なんで怒ったのかとか仲直りとかあるじゃん
そんなものは無いからさ
ずっと永遠に怒られる理由になるんだよ
だったら殺しちゃった方が本当の終わりだもんね
理由なんて説明しなくていいし
仲直りなんてしなくていいからね
まぁ殺すくらいなら死ぬんだけどさ
だから僕の手首はズタズタなんだよ
でも、怒らないで殺さないで死なないで終わると思ってるんだよ
それで一生消化不良を抱えたまま生きることを決められるんだよ

絶望と安心を繰り返している