誰があなたを殺したの

千秋楽まで耐えきって

僕と踊ってパラノイド

とある偏執狂…というか私の話だ、いつもだが
偏執かもしれないとずっと思っている
統合は失調していないはず
つまり被害妄想がひどい
世界に嫌われている
世界が害意や悪意をもって私をみていると思っている
世界ってなんだ

今は調子が良いので怖かったりはしないが
調子が悪いと本当にこわい
すれ違う人に刺されると思っている
酷かったときは人とすれ違う度にポケットの中でカッターを握っていた
どう考えても私の方が不審者だ
ここ最近は鞄を握りしめて恐怖に耐えている
ちょっとマシになった
不審なことに変わりはないが

まぁ、これはいいのだ
私が耐えればいいだけなので、レキサルティをちゃんと飲んでいればそんなに恐怖もない
ただ友達に嫌われると思っているのはいただけない
何度好意を表現されても確信をもって信じることができない
ある程度はできる。感謝もしている、甘えてもいる
それでも"絶対"が私のなかに無い
友達はそれも分かって何度も好意を表現してくれる
すごいと思う
私なら嫌になる…気がする
何度も表現したことがないのでわからない
信じられないくせに信じてほしいとか言う愚か者なので
嘘だ。
信じてほしいことなんてなかった
そもそも私は私の好意が信じられない。
いつ好きじゃなくなるか、好きでいても優先度が低くなるか
私にはわからない
…嫌な奴だな?

信じられないから信じないでほしい
うん、まぁ、筋は通ってるな
そこに信じたいが入ってくるからわけわからんだけで
そう、信じたいのだ、本当は
信じたいし油断したいし甘えたい
うぜぇ
私なら許さないな
勝手に信じて油断して甘えてくる人間が嫌いなのだ
ひどい話だ
すでに自分は甘えているのに
何度も好意を表現してもらうことは甘えだとわかっている
その上で不安がる
…めんどくさい奴だな?


そんな嫌でめんどくさい私の友達をしてくれる
友達に感謝しながら甘えていこうと思う。

(長くなったので一旦区切る
そのうち後編も書こう)